人と人、人間と地球 の親和する社会へ Toward a society where people and people, and people and the earth, are in harmony.

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人と人、人間と地球
の親和する社会へ

Resource curse(資源の呪い)という言葉があります。いくつかの例外はあるものの、天然資源に恵まれた国は、天然資源に恵まれない国に比べ概して経済成長が遅く非民主的で低開発状態にある、という現実を揶揄したものです。現代文明の維持に必要不可欠なエネルギーや資源の供給がなぜ劣悪な労働環境に依存し、多くの場合環境破壊をもたらしているのか。適正な資源価格とは何か。富のグローバルな最適配分はどのように達成されるのか。気候変動に対処するグローバルなコンセンサスは得られるのか。現代社会が抱える様々な問題の本質を探ります。

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Research
Topics

  • 研究内容

    持続可能グローバルエネルギーシステム

    グローバルな持続可能エネルギーシステムの実現を目的とし、エネルギー転換の遷移課程、エネルギーの供給・需要構造の将来的な推移、自立分散型エネルギーシステム、水素を介した再エネの貯蔵・長距離輸送を研究テーマとします。

  • 研究内容

    リアルオプション分析とプロジェクト評価

    従来のDCF-RORでは評価できない戦略オプションの価値を、金融のオプション理論を適用し、評価します。さらに応用として、複数の相関する原資産を対象とするレインボーオプションや多段階投資からなるコンパウンドオプションを扱います。

  • 研究内容

    ブロックチェーンによる金融イノベーション

    ブロックチェーンに関連する研究として、NFTの価格傾向分析や取引所における暗号資産価格の初期ボラティリティの抑制方法を扱うほか、当技術をコアテクノロジーとするベンチャーの起業支援にも取り組んでいます。

  • 研究内容

    エネルギー・資源経済システム

    エネルギーや資源価格の変動が経済に与える影響を評価し、石油や鉱物資源備蓄の経済効果や最適備蓄戦略などを考えます。また、エネルギー・資源の特性を考慮した長期的なシナリオや需要予測モデルの検討を行います。